共通
- 基本的にモーションは雑魚兵の使い回しであるが、それぞれ剣劇が出来る。
- ステージボスである南部晴政・佐竹義重・宇都宮広綱・姉小路頼綱・尼子晴久はそれぞれ複数の固有技を持っており、バサラ技も使用してくる。
霊魂不滅 南部晴政 †
声：宝亀克寿 武器：刀
恐山冥府戦のステージボス。
霊場・恐山を守る地方領主。
不思議な呪文を唱え、夜行の力で亡者を黄泉から現世へと呼び戻すことができる。
殺してもまた立ち上がってくる亡者の集団は見たものを恐怖で震え上がらせる。
遠距離攻撃主体で逃げ回るように戦う。
忍者のモーションがベースであるため、忍者のように身軽に動いてくる。闇属性。
- 固有技1
少し大きめな霊気の弾丸を撃ち出してくる。弾き返し可能。
- 固有技2
背景の岩に飛び乗り、倒れている重装槍兵を蘇らせる。
- 固有技3
場に居る重装槍兵一体の魂を放出し、プレイヤーに向けて飛ばしてくる。
霊弾に触れると鈍足状態になってしまう。
- バサラ技
場に居る重装槍兵達の魂を回収して霊気の弾丸を多数撃ってくる。
最初に放つ紫色の霊弾に触れると鈍足状態になってしまう。
念岩一徹 佐竹義重 †
声：木村雅史 武器：槍
窪田頑固戦のステージボス。
不器用で真っ直ぐに生きる地方領主。
曲がったことができないため真っ直ぐに歩き、道によく迷う。
佐竹軍は実直佐竹塾によって鍛えられ、屈強だが不器用な巨漢兵が勢ぞろいしている。
軽量級と重量級の中間のような地方領主（技により浮いたりはするのだが、多段ヒット技が重量級と同じように数ヒットしかしない）。
槍兵のモーションがベースであり、槍を使った攻撃を見切るのは難しくないが、高難易度になると多用してくるジャンプ攻撃は脅威。
属性攻撃は持っていないが、『3』では炎属性だった。『宴』では無属性に変更されている（それぞれオフィシャルコンプリートガイドより）。
動きは遅いが攻撃力が高いので「愚か者の法」を付けている場合は注意が必要。
ちなみに、彼が被っている兜は史実における佐竹義重が使用していた「毛虫の前立て」の兜（黒漆塗紺糸威具足の兜）をモチーフにしている。
- 固有技2
全身に力を溜めて飛び上がり、プレイヤー目掛けて落下してくる。これを使って高台へ登ってくる事もある。
威力が非常に高いので、確実にガードか回避ができるよう、力を溜めるモーションに入ったらモーションの長い固有技などは出さないように注意する。
- 固有技3
槍を構え、一気に間合いを詰める突進攻撃を行う。
- バサラ技
槍で突いたり振り回したりなぎ払うなどの攻撃をしてくる。それほど範囲が広くないため、回避しやすい。
雲水霧動 宇都宮広綱 †
声：吉田孝 武器：槍
神流川の戦いのステージボス。
霧に包まれた神流川に住む地方領主。常に勝つ方法を考えている。
霧と虎を使い、戦わずして勝つ方法を見出しているが、しばしば自軍を不利に追い詰めている。
物覚えが苦手で迷うとすぐに考え込む。
槍兵のモーションがベース。
強力な氷属性であるのに加えて、虎をお供にしているため、地方領主の中では厄介な部類である。
ただし、ガード耐久値が全キャラ中最低という弱点がある。
- 固有技1
氷柱を地面を伝うようにして飛ばしてくる。
- 固有技3
三方向に分かれる氷弾を飛ばしてくる。氷弾には相手を凍りつかせて一定時間動きを封じる効果がある。
虎がいる場合は氷弾で相手の動きを封じて虎に掴み攻撃をさせることもあるため、回避かガード出来るように注意する。
- 固有技4
槍を構え、一気に間合いを詰める突進攻撃を行う。
- バサラ技
槍を振り回す攻撃の後に、槍先から氷柱を一直線に飛ばしてくる。
山林隠逸 姉小路頼綱 †
声：白熊寛嗣 武器：刀
帰雲城碧落戦のステージボス。
碧落の城、帰雲城に住む地方領主。
森を愛し、森に守られているためいつも穏やかである。
森の力を借り、大木を自由自在に操る。
弓兵が地面から生えてくる、木造の天空梁で火矢を使わせる、大木からかぐや姫のように登場する、
戦闘中は地面から大木を生やすなど、地味にぶっ飛んだステージである。
挙句に仲間の説明文で「森の人」と呼ばれる始末。
刀兵のモーションがベースだが、地方領主の中で唯一使い回しでは無い固有技を4つ持っている。風属性。
- 固有技2
複数の丸太を転がしてくる。丸太は攻撃での破壊が可能。
- 固有技3
ステージの真ん中に巨大な木が生え、その上に飛び乗る。
巨木が生えている間は丸太がステージを縦横無尽に転がり回る。
巨木は攻撃することで段々沈み、沈みきると頼綱が飛び降りてくる。
- バサラ技
刀で乱舞を繰り出した後に連続で空から木の杭を降らせる。
一望千夜 尼子晴久 †
声：川村拓央 武器：刀
月山富田城砂丘戦のステージボス。
砂と風の国・月山富田の地方領主。
気が強く勝ち気な性格だが、不利になるとすぐ砂に隠れて逃げてしまう。
常に吹き荒れている砂嵐のせいで、一度逃してしまうと見つけることが非常に困難である。
刀兵のモーションがベースで固有技も多くないが、実は宗茂すら超えるほどに高い体力を持っているほか、
高難易度になると砂竜巻を飛ばす固有技を多用してくるので油断は禁物。風属性。
隠し陣発見後に彼が言う「砂と風の無何有」の『無何有』とは「何」か「有」るということが「無」いという意味。
早い話が自然そのままであることを指す。
月山富田城砂丘戦で晴久の一度目の逃亡後に各プレイヤー武将の言う台詞はこのステージ限定の専用台詞である。
晴久の台詞に登場する「口の立つ頭でっかち」は『3』台本全集で「毛利のこと」だとされているが、
これは史実における毛利家が尼子家の元傘下であり、元就が晴久と激しい争いを繰り広げた末、尼子家に内乱を起こし衰退させたことから。
- 固有技1
「晴天乱流！」という台詞とともにある程度追尾性能の有る砂竜巻を飛ばしてくる。風属性。
- 固有技2
「くらいなっ！」と叫びながら刀を地面に刺し周囲に砂を巻き上げる。この動作は逃亡する際にも使われる。
- バサラ技
刀で乱舞を繰り出した後に砂竜巻を連続で放ってくる。
絶対無敵 直江兼続 †
声：伊丸岡篤 武器：無敵剣
上杉謙信に仕える武将。上杉軍の一番隊を一人で任されている。
自身を「無敵の主人公」と誇らしげに称し、一年かけて名を上げたらしいが、定かではない。
『宴』では新ステージや新セリフで出番が増えた。大友宗麟から「ラバーズ直江」という洗礼名が与えられていたりする。
上杉軍の武将達との掛け合いやストーリーモード専用台詞も存在し、彼が無敵となった経緯も聞くことができる。
剣劇や防具破壊も出来るが、相変わらず体力・攻撃力ともに雑魚兵と同程度であり、撃破後に武器を落とさない。
ちなみに自称する「主人公」や「一年かけて名を上げた」とは
『英雄外伝』から『3』発売までの間に直江兼続が主人公の大河ドラマ『天地人』が放送された事を受けてのことだと思われる。
必殺非業 三好三人衆 †
声:（上から）細谷佳正（長兄）千々和竜策（次男）石上裕一（三男）
松永久秀配下の3人組の武将。淡々と殺戮行為を繰り返すその様から死神部隊と呼ばれる事もある。
実は三兄弟という裏設定（『英雄外伝』オフィシャルガイドブックより）。
『宴』では登場するステージが1つしかなく、総大将としても登場しないので、『英雄外伝』よりは影が薄い。
ただしバサラ技こそ使用しないが、専用音楽・登場シーンが有り、剣劇を行うことも可能。3人揃っての合体技も使うようになった。
長兄は刀兵、次男と三男は槍兵のモーションをベースとしている。
しかし日本遊戯だと3人別々の扱いなのか、本来1人であるはずの太刀持ちが2人出現したりすることがある。ただし3人一組で出現する事は共通しており、その場合でも合体攻撃を繰り出してくる。難易度が高いとガードが堅めである。
さらに、ガード耐久度が敵武将の中でも高めである。
- 合体技1
3人で肩に乗って車輪状になりながらプレイヤー目がけて突進してくる。壁に激突するとダウンする。
登場直後は必ずこの技を使ってくる。突進前に一定ダメージを与えると阻止できる。
事前動作が大きいので避けるのは容易だが、固定ダメージなので、うっかり当たってしまうと大ダメージを受けるので注意。
- 合体技2
長兄が次男と三男の手を掴み、グルグル回ってプレイヤー目がけて次男と三男を投げつける。2人でも使用してくる。
こちらも発動前に一定ダメージを与えると阻止できる。
ちなみに、戦国BASARAでは個人名等は明かされないが、史実での三好三人衆というのは以下の3人を指す（史実では兄弟ではない）。
三好長逸 / 三好政康 / 岩成友通
小ネタとして、ゲーム中の彼らの死亡セリフに上記3名の名前の一文字目が入っている。
例：次男「次は政でも〜」→三好「政」康
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