暫定的に"ハーピー"のデフォルト名"ピュイア"で載せる事にします。

<一回目>
ジャン 「…あっ…!」
ピュイア「………」
ジャン 「(あれは確か、この間仲間に入った…
     モ、モンスター…の人……
     な、なんか、ちょっと怖いなぁ…)」
ピュイア「……?
     ん、なんだいお前さんは?」
ジャン 「す、すみません! あっち行きますっ…!」
ピュイア「…おい!」
ジャン 「…ひっ! な、何でしょうか!?」
ピュイア「…お前さん、なんて名前だい?」
ジャン 「……ジャンです。」
ピュイア「……? ああ、あの小娘の腰巾着か。」
ジャン 「こし…ぎんちゃく?
     ムッ…!」
ピュイア「ははっ、怒ったかい?
     あはははっ!」
ジャン 「(思ったより…怖い人じゃない感じだけど…)」
ピュイア「…ん?
     文句でもあるのかい?」
ジャン 「い、いえ…別に……」
ジャン 「(でも…感じ悪いなぁ…!)」
ジャン 「……僕、 もう寝ます。」
ピュイア「待ちな!」
ジャン 「…まだ何か?」
ピュイア「アタイに逢えたんだよ?」
ジャン 「(……?
     何が言いたいんだ、 この人は?)」
ピュイア「何だい? この子は…?
     嬉しくないのかい?」
ジャン 「…もう寝ます。」
ピュイア「……やれやれ…」

<二回目>
ピュイア「……あれっ?」
ジャン 「…あ………」
ピュイア「……なんだい?
     その、また逢っちゃった…って顔は……?」
ジャン 「い、いえ…別に…」
ジャン 「(まあ…正直言うと、その通りなんだけど…)」
ピュイア「せっかくの良い夜が台無しだ、
     …って顔してるぞ?」
ジャン 「えっ、えええっ!?」
ピュイア「…図星かい? ははははっ!」
ジャン 「(そ、そんな顔してたんだ…
     僕って…結構、嫌なヤツなのか?)」
ピュイア「まあ、これでも仲間だ…よろしく頼むよ。」
ジャン 「……仲間……」
ピュイア「…違うのかい?」
ジャン 「そ、そうですね…」
ジャン 「(そ、そうだよな…確かに。
     そりゃ、以前はいろいろあったけど……
     今は、仲間なんだよな…)」
ピュイア「まあ、あんたらが警戒するのも解るさ。
     ヨソの世界のヤツだからな…」
ジャン 「い、いえ! その、あの……」
ピュイア「でもな…せめて名前を呼び合って、
     挨拶くらいは、させてもらいたいもんだな…」
ジャン 「あ……ええと…」
ピュイア「まあ、お邪魔みたいだし…
     アタイはこれで失礼するか……お休み!」
ジャン 「……あ……その……」
ジャン 「(うわ……!
     僕、すっごく失礼なことしちゃってた…!
     今度会ったら、謝らなきゃ…)」

<三回目>
ジャン 「こんばんは。」
ピュイア「…ん? ああ、こんばんは。
     珍しいな、お前さんから声をかけるなんて…」
ジャン 「いえ、あの…ピュイア…さん…」
ピュイア「……? なんかようかい?」
ジャン 「あ、あの…こ、この前は…
     すみませんでした…!」
ピュイア「……?
     あははっ、どうしたってんだい?
     いつにも増して、しおらしいな。」
ジャン 「……挨拶もしなくて…名前も呼ばなくて……
     なんか、色々とごめんなさい…」
ピュイア「…まあ、さすがにムッとはきたけどさ…」
ジャン 「……う…」
ピュイア「一晩寝たら忘れるよ! 嫌な事なんかさ!」
ジャン 「そ、そうなんですか?」
ピュイア「ああ、そうさ……だから、そんなに気にすんなよ!」
ジャン 「は、はい…ありがとうございます!」
ピュイア「そんな、敬語とか使うなって。」
ジャン 「まあ…これは、クセみたいなもんで…」
ピュイア「…そうか。まあ、クセならしょうがないね。
     気を遣い出すと、お互い大変だしな!」
ジャン 「そ、そうですね!
     ……ええと、ピュイアさんって…」
ピュイア「ん?」
ジャン 「……良い人なんですね…!」
ピュイア「……
     ……っく!
     あーっははははっ! いひひひひっ!」
ジャン 「ど、どうしたんですかっ!?」
ピュイア「くくっ……いや、
     いや……そのさ……
     ははは……! 楽しくて……な!」
ジャン 「……?」
ピュイア「じゃあな、外は冷えるぞ。
     そろそろ寝な!」
ジャン 「は、はい……」

<四回目>
ジャン 「こんばんは、ピュイアさん。」
ピュイア「よう、良い夜だな。」
ジャン 「あの、聞いても良いですか?」
ピュイア「…話によるよ。」
ジャン 「…ええと……
     ピュイアさんたちがいた世界の事を…」
ピュイア「…………」
ジャン 「ピュイア…さん?
     あの…どうか…しました?」
ピュイア「……もう、忘れたね!」
ジャン 「……え?」
ピュイア「前の世界のことなんか、忘れちまったっての!」
ジャン 「……でもほら、僕も知りたいんですよ。
     あちらの世界が、どんなのかとか…
     仲間になれたんなら、
     お互いの事をもっと知りたい…
     そう、思いませんか?」
ピュイア「それは、昔のアタイの仲間の情報を残らず吐け。
     …という事か?」
ジャン 「…えっ!?
     …あっ、いえっ、違いますっ!
     ごめんなさい、そんなつもりじゃっ…」
ピュイア「アタイだって、自分の身は可愛いさ…
     今ここにいる以上、それなりの情報は話すつもりさ。
     だが、それ以上の突っ込んだ事を話すのは嫌だね。
     良い想い出ばかり、という訳でも無いし…」
ジャン 「ご、ごめんなさいっ!
     本当にそんなつもりは…」
ピュイア「…まあいいさ……言ったろう?
     嫌な事は、一晩寝たら忘れるって……」
ジャン 「僕は…ただ……
     もうすこし、知り合えたらと思って…
     ……でも、無神経でした…」
ピュイア「…ま、いいさ……
     今夜寝たら、またそれも忘れるし。」
ジャン 「は…はい…」
ピュイア「じゃな、お休み。」

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