アルドラ

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第七回

ジャン:
…女王、遅いな…
ひとりで森に来てくださいって
言っておいたのに…

…ふふふ、しかし今日こそは
自信があるぞ。今日こそは目的を
果たしてみせる!

今までのやり取りで、女王も少しは
僕に心を開いてくれたはずだ。
きょ、今日こそは、女王の胸を…!

アルドラ:
喰らえ! 肉裂秘剣!

ジャン:
ぎゃ、ぎゃああああ〜!

じょ、女王!?
い、いきなり何をっ!?

アルドラ:
おお、ジャンであったか。
いやな、この場所から異様に邪悪な
思念を感じたものでな…

思わずあてずっぽうで
剣を振るってしまったのだ。
…だが、敵はいないようだな?

ジャン:
(さ、さすがは女王…
カンがいい…)

アルドラ:
まあいい。それより、ジャン。
何か用か? いきなり余を呼び出すとは。

ジャン:
はい! 実は、胸を大きくするための
決定的な方法が見つかったのです!

アルドラ:
な、なんと!?
その方法とはなんだ?
早く申してみよ!

ジャン:
はい、それは…
手でマッサージすることですっ!

アルドラ:
…ま、マッサージ?

ジャン:
要するに、手で揉めばいいのです。

アルドラ:
…本当だろうな?
またつまらないイタズラでは…

ジャン:
い、いえ! これは僕の
思い付きなどではなく、世の中に
広まっている方法です!

アルドラ:
…ふむ…ならば、今度ひとりで
試してみるとするか。

ジャン:
それはいけません!

アルドラ:
…? どうしてだ?

ジャン:
この方法は失敗すると危険ですので、
専門家…つまり僕が監視する
必要があります。

アルドラ:
…そ、そうなのか…?

ジャン:
はい! ですから、僕の見ている前で
マッサージをお試しください。

アルドラ:
……
わかった。仕方あるまい…
では、いくぞ…

ジャン:
はい、どうぞ!!!

アルドラ:
…んっ、く…
…こ、これは、くすぐったいな…

ジャン:
…うおぉ…女王が自分で胸を…!

アルドラ:
…お、おい…やり方はこれで
間違っていないのか…?

ジャン:
はい、すぐに効果は出るはずです!

アルドラ:
…し、しかし、このマッサージ店
くすぐったいし、なんだか
恥ずかしいぞ…んっ…ふぅ…

ジャン:
そのくすぐったさに効果があるんです!
女王、がんばってください!

アルドラ:
…くはぁ…ふぅ、ん…

ジャン:
…じょ、女王…!
ぼ、僕、僕…!

アルドラ:
…ん…? どうした、ジャン…?

ジャン:
ぼ、僕も手伝います!
ジャン、いっきまーす!

アルドラ:
うわぁっ!? 飛びかかってくるなっ!
に、肉裂秘剣ん〜っ!!!

ジャン:
…う、うぎゃあああああ…!

アルドラ:
はあ、はあ、はあ…
なんだったのだ、今のジャンの
ギラついた目は…?

女王である余が恐怖を感じ、
本気の攻撃を繰り出して
しまうとは…

ジャン…なかなかあなどれん奴…

あの一撃を食らっては、さすがのジャンも
危ないかもしれないが…

さっきのジャンは妙に怖かったしな…
放っておいて帰るとするか…

ジャン:
ああ…なんだか…綺麗な川が見える…
川の向こうでご先祖様たちが
手招きしてる…あはははは…

…なんだか…
気が…遠くなって…きた…

第八回




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Last-modified: 2011-09-07 (水) 02:40:42 (2994d)