サイクロプス

特徴

 好戦的で粗暴な性格の一つ目の巨人。外見の粗暴さとは異なり、魔法を使うほどの知能を持ち合わせている。

転職証クラスチェンジ不可
転職可能種族サイクロプス
移動力・移動タイプMove 4 / Step ▲2 ▼3 / 軽歩
WT30
装備可能武器装備不可
装備可能防具装飾品のみ
使用可能魔法風/土/雷/水(攻撃魔法のみ・召喚×・禁呪×)
火/氷(攻撃魔法のみ・召喚○・禁呪×)
暗黒(全て○)



悪臭溢れるスキルばかり覚える魔法戦士型ユニット
汗ばんでいて酒臭くて獣臭い。足の裏はとくに臭いらしい。

敵として戦っても特に脅威となる点がないユニット。
攻撃魔法の威力が低く、スペシャルも隣接していないと使えない上に単体にしか効果がない。
おまけに防御面も大したことがないので、たいてい遠距離攻撃ですぐ沈む。
状態異常魔法が多少うっとうしいくらいであろうか。

クラス

名称備考
サイクロプスプレイヤーが使用できるのはこのクラスのみ
タイタン敵専用&説得不可。ゾショネルの神殿等に出没
スプリガン敵専用&説得不可。死者の宮殿に出没
イーフリート敵専用&説得不可。ゾショネルの神殿至聖所で遭遇

能力傾向はどれも似たようなものだが、イーフリートは外見に反して精霊系なので特効系の攻撃は効かない。

勧誘

 
最速登場は1章ボルドュー湖畔のランダムエンカウント。序盤から勧誘できる。
なお、勧誘した時点で覚えている魔法はレベルの低い順に10個までなので、
高レベルの魔法狙いで勧誘してもほとんどは忘れてしまう。

勧誘スキル調教・魔獣系
習得クラスビーストテイマー
Lv5-220pで習得
使用可能クラスSサイズユニット全般

オークションに出すと、錫石・石墨・硝石・硫黄・石灰石が店頭に並ぶ。
他の魔獣等と違い有益な素材やステータスアップアイテムが出ないので、戦力増強以外での勧誘はオススメしない。
臭そうなスペシャルスキルも鑑みて、文字通りの意味で煮ても焼いても食えない。

ステータス

スキル

コマンドスキル

サポートスキル

アクションスキル

LVスキル名WTTP備考
6凝視+20TP50周囲1パネルの敵に確率で移動力低下を付加
11突進+25TP75移動力+3にする
16雄叫び+20TP50周囲2パネルの敵に確率で麻痺を付加

突進はスペシャルスキルを使う場合には利用価値があるが、射程の長い魔法があるので、他の魔獣ほど必要でもない。
残り2つも魔法で代用可能だが、TPの使い道が無いのと範囲の広さから、雄叫びはあっても良いかもしれない。

スペシャルスキル

LVスキル名WT属性射程範囲TP備考
12汗ばんだ手のひら+20打撃1150ALL確率でへヴィ・移動力低下を付加
20獣臭い肉球+20打撃1150ALL確率でMPmax減少・遠隔攻撃回避率ダウンを付加
26鼻がもげる足臭+20打撃1150ALL確率で行動停止を付加
32酒臭い吐息+20打撃1150ALL確率でHPmax減少・魔法回復力ダウンを付加

いずれのものも隣接しないと使えない上に効果が単体のみである。
ただ、いずれもTP命中補正がありパリィの対象にもならないので、TPが溜まっていれば通常攻撃より確実にダメージが奪える。
追加効果は魔法で代用できるものが多いが、実用性が高いのは行動停止を付加する鼻がもげる足臭。
酒臭い吐息のHPmax減少効果は、ダメージを与えた後にHPmax減少を与えるので意味が薄い。

運用・所感

運用
DEXが低い上に遠隔命中率UPがないので岩投げにはあまり頼れない。
攻撃力は高めだが、魔獣の常で状態異常に弱く比較して防御も低い。
そのくせ、スペシャルは単体・隣接ばかりのため接敵する必要がある。
しかし、暗黒魔法全種が使える。火と氷の召喚魔法も使える。
そのため、硬めの魔法職と言えなくもない。
ちなみに魔法発動エフェクトが他の種族より若干早い。

よって、魔法が重要になってくる。テラーナイトに近い使い方になるだろう。
魔法ならば魔法攻撃・命中率UPを全種習得可なので、当てていくことができる。
早いWTを生かして状態異常をばら撒きながら、魔法を行っていくといい。
物理攻撃はカウンターIVを付ければ立ち回りにメリハリをつけられるかもしれない。

使う魔法は暗黒魔法に絞ってしまってもいい。アンデッドには物理攻撃で対応する。
MPが枯渇しがちなので、ゲインマインド(できればリデュースMPも)は必須。
魔法攻撃力UPも欲しいところ。岩投げがあてにならず、範囲攻撃の手段もないので、
攻撃魔法があればこれらの問題点も克服できる。
また、ドレインハートでHPの補給もでき、多少打たれ弱い面もカバーできる。
高位のゲインマインドが取得できれば、強力な魔法も使うチャンスがでてくる。

なお、マキシマイズビーストは魔法攻撃には作用しない。
ビーストテイマーとの連携を考えるなら、どれか一つはスペシャルスキルを持っていた方が良い。
人間魔法職と違いTPの使い道が他に無いので、スキル構成に余裕がある場合も確保しておいて良いかもしれない。

所感

精霊魔法は攻撃系のものしか覚えることができないが、
暗黒魔法は全てを使用可能である。召喚はおろか禁呪まで使える。
習得レベルもウィザード/ウィッチよりも低く設定されている。
クラスとしてのINT・MNDも意外と高く、ネクロマンサーと同程度である。
WTもモンスターユニットのため、装備品が多いクラスよりも優遇される。

また、Lサイズユニットでは唯一アイテムと呪文書が使用できるのも特徴。
呪文書利用とはいえLサイズユニットで除霊ができるのは利点であろう。
祝福の聖石を使用できる点も小さいながらメリットである。
(ただ、アイテムは消耗品使用のスキルを習得できないので極一部しか使えない)
ワープリング等で移動タイプを変化させたりといったことも同様に可能。
ステータスアップにも、カード拾いだけでなくタコヤキ等を食べることができるので他の魔獣より若干有利。

とはいえ、クラスチェンジ先がないのだから能力値は総じて低くなってしまう。
いくら強力な魔法を使えても基礎能力が低ければ、大きなダメージにはならない。
また、MPを確保するためのアクションスキルがないので非常に燃費が悪い。
アイテムも下位のものしか使えないので自力でのMP補給は困難である。
ドレインマインドだけでは不足しがちである。

基本的に、他の魔法戦士型のクラスと同じく単独で大きな戦果を上げるようなタイプではない。
他クラスといかに連携していくかが重要になってくる。
Sサイズと組むならば、MP補給を味方に依存しやすいので魔法を存分に生かすことができる。
Lサイズのモンスターユニットと組むのであれば、離れた相手への状態異常や敵の弱体化、
アイテムでの状態異常の治療といった支援が行える。
人間と違ってWTも早いので足並みも揃えやすい。

ただ、単純な運用でも強力な他のLサイズユニットと比較すると微妙感はぬぐえない。
能力限界もたかがしれ、性能を引き出すのが難しく、使うのは完全に趣味と割り切ったほうがいいだろう。


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Last-modified: 2013-12-23 (月) 20:06:01 (3769d)