クリア後に開放される、時間跳躍のシステム。
物語の要所に設置されたアンカーに任意に(ドコでも可能というわけでは無いが選べる場所は多い)跳躍し、
現在の自軍のデータをもったまま、アンカー地点からのゲーム攻略が可能となる。
これにより、初めからやり直さずに別ルートや分岐を見ることが可能な他、
全ルートクリアと、それに伴う各ルート登場キャラのコンプリートが可能である。
ただし、WORLDで戻った後にこなしたシナリオの進行は戻ったアンカー地点から次のアンカー地点までシナリオを進めなければ保存されないので注意が必要(加入済みのキャラやアイテムなどは持っていける)。
次のアンカーに辿り着く前にWORLDを使用して移動してしまうと、攻略の状態が保存されないので気を付ける事。
便宜上、ここではアンカーからアンカーまでの枠を『アンカーチャプター』と仮称する。
アンカーチャプターはそれぞれ独立しており、アンカーチャプターごとにフラグや選択肢が保存されている。
この為、一度クリアしているルートを再度巻き戻す場合、アンカーチャプターで選び、保存された選択肢はそのアンカーチャプターにのみ上書き保存される。
つまり、WORLDでは過去の一部を変えて戻り未来を変えるといった事は出来ない。
例えば、選択肢Aを選んで一つのルートをクリアした後にWORLDで過去に戻ったとする。
その後、やり直しで選択肢Bを選び、選択肢Bが存在するアンカーチャプターのフラグを上書きしても、それ以降のアンカーチャプターは選択肢Aのままである(上書きされたチャプター間ではBを選んだものとして扱われる)。
これは、アンカーチャプターごとにデータを保存する仕組み上、WORLDで未来へ戻ると『選択肢Aを選んだ後のアンカーチャプター』が読みこまれる結果起こる問題である。
よって、固有キャラ加入条件のフラグを取り損ねてクリア済みのルートをさかのぼる場合は、
やり直した地点からフラグを持ち、目的のキャラが加入するイベントまでアンカーチャプターを順次保存していかなければならない。
Lルートのラヴィニスなどがこれに該当するので、Lルートクリア後にやり直す場合には注意が必要。
シナリオ1周目の時点ではストーリーに関連する戦闘の場合、敵のLvには上限が設定されている(注)。
しかし、WORLD開放後にアンカーポイントを使い過去に戻った場合すべての敵のレベルが主人公側アタックチームの最高レベルに依存するようになっている。(エキストラバトルと同じような感じ)
ストーリー関連の戦闘でもLv依存が発生し、WORLD後の敵レベル最大値は50となっている。
さらに、店売りの装備の限界レベルは22で止まり以降追加されることはない。装備集めをしていない場合Lv30でも装備は22止まりになる。
つまりWORLD開放後にアンカーポイントで過去に戻った時、アタックチームの最高レベルがLv30の編成にするとすべての敵が30相当のLv、装備、スキルという状態になる。
「確かに強くなって再戦はできるが、それ以上に敵が強くなる可能性もある点に注意。」
WORLDで戻っても、固有キャラが自軍の編成画面から消えることはない。
既に自軍にいるキャラクターの加入イベントを発生させても、加入画面はスルーされ、同一キャラが増えることは無い(一部のキャラクターは転職証だけもらえる。)
除名、離反、バトルで死亡した(=ライフが0になった)キャラクターのみ再度加入させることができる。ただし以前の能力や装備は保存されておらず、リセットされたものになる。
とにかく編成画面から消えない限り、育てた能力がリセットされることはない。
ストーリー上での立場と編成画面での生死は別個のものとして扱われる。
選択肢変更、救出失敗などしてストーリー上で死亡、仲間にできなくても編成には影響なし。当然、能力がリセットされることもない。
ただし、ストーリー上在籍していないキャラクターはシナリオには一切関わってこない。
レポートには「死亡した」などと書かれ、戦闘中の会話イベントも発生しなくなる。
逆に除名したキャラクターもWORLDを使用することで「歴史上は仲間になっている状態」にできてしまう。
※「死亡」ステータスのキャラクターがいるとWORLDが使用できなくなるため、そのキャラクターは除名か継承する必要がある。
一週目に一章クリザローでプレザンスを生存させ仲間にした後、クリア後にクリザローに戻り、ゲストのプレザンスを死亡させる。
プレザンスの代わりにフェリシアが仲間になるが、一周目で仲間にした自軍のプレザンスもそのまま在籍している。
このプレザンスはレポートでは「戦死」とされており、戦闘に出してもレオナールとの会話イベントなどは発生しなくなっている。
適当なアンカーでカノープスを除名して、すぐさま元のアンカーに戻る。すると除名した歴史が残っていない。
レポートを見るとカノープスが除名された歴史は消えており、まだ仲間にいることになっている。イベントにも登場する。
当然、除名したカノープスを戦闘に出すことはできず、一章で再度加入させた際にも能力はリセットされている。
カーテンコールのイベントはシナリオ上加入しているだけでなく、実際に在籍している必要がある。
上の例2のような「カノープスがシナリオ上は健在だが編成から消えている状態」だと歌姫イベントが発生しなくなる。
また同様の事例では、オリビアが不在籍だとオリビアの忠誠度が関係するシェリー加入イベントも発生しなくなる。
歴史が戻ると、在籍しているキャラクターがゲスト扱いになることがある。
(彼らを出動メンバーから外そうとすると、一周目と違う妙なセリフを言って拒否する)
別ルートで加入したキャラクターもシナリオによってはゲストになり、スキル等も育てたものが反映される。
ゲスト扱いの戦闘で撃破されると一週目同様に歴史上は死亡したことになるが、編成画面では通常ユニットに戻って在籍している。
ライフが減るなどのペナルティも無い。
一周目のゲストのレベルは敵に合わせて決まるが、「在籍ゲスト」のレベルは自軍のクラスごとのレベルに揃えられる。
「仲間になる可能性のある敵キャラクター」(非ゲストキャラ)は完全に無関係。
自軍で転職させようがスキルを外そうが、敵の能力には一切反映されない。
それどころか別ルートから連れてきた同一人物を戦わせることさえ可能である。
2章Cルート2章クァドリガ砦のバイアンなど「ゲストに見えるが第三勢力」のキャラクターも同様。
死亡状態のキャラクターもゲストとして平気で強制出撃するが、
そのキャラクターはゲストから復帰後にライフが1に回復する。
しかし死亡しているキャラクターがいるとWORLDを使えないので、ゲスト参戦より前のアンカーで戦死させた場合のみ可能。
ライフが1までしか回復しないので、ほぼ無意味。もちろん戦死者数も残る。
称号取得のために戦死者数を増やしたい場合に楽ができる、かもしれない。
重要なのは3点。
たとえば、1周目でカチュア姉さんが死んでしまったとする。
そのまま進めた場合仲間にはカチュア姉さんはいない。そしてBADEND。
そこでクリア後にWORLDを使用して「カチュア姉さんが死ぬ直前に戻ってくる」。
主人公の手元には使ってない君主の証がそのまま残る。
次は、選択肢でカチュア姉さんが死なないように進めてみる。するとカチュア姉さんが仲間にいるけど君主の証も手に入っている状態が出来る。
この時点でウォーレンレポートの運命の輪チャートには、カチュアが死んだパターンと生きているパターン両方が記載されることになる。(3.のルール)
しかし、この時点ではカチュアは生きていることになっているが、ここから未来のアンカーポイントの記録は更新されていないため、ここから先のアンカーポイントに飛んだ場合、カチュアは在籍はしている(1.のルール)が、ストーリー上カチュアが生きていることにはなっていない。(2.のルール)
そのため、仲間にした直後に少し先のアンカーポイントに飛んでしまうと、見事にBADENDになるはずだ。(この場合、味方にカチュアは居るけど物語的には死亡扱いになっている)
もしHAPPYENDにいきたいならば、戻った時点からWORLDを使わずに物語を進めればいい。それでアンカーポイントの保存情報も更新される。
蛇足だが、アンカーポイントまでいけばそこまでの物語は保存されるので、WORLDを使って別のルートを進んでも再度進行が可能になる。
最悪どうしても分からないなら、WORLDで飛ぶのは過去だけにすれば良い。そうすれば未来は確実に変わる。
セーブされる直前のイベント | 次のイベント | |
---|---|---|
1章 | 英雄としての役割 | タインマウスの丘(戦闘) |
計略 | ゴルボルザ平原(戦闘) | |
オルゴール | ボルドュー湖畔(戦闘) | |
2章Cルート | アシュトンからの脱出 | 港町アシュトン(戦闘) |
ゾード湿原(戦闘) | ボルドュー湖畔(戦闘) | |
騎士フォルカスの約束 | クァドリガ砦(戦闘) | |
ライム炎上 | 公爵のいらだち | |
2章Lルート | バルマムッサの町(戦闘) | ゾード湿原(戦闘) |
公爵の焦り | 港町アシュトン(戦闘) | |
タインマウスの丘(戦闘) | 崩壊の兆し | |
ライム炎上 | アルモリカ城城門前(戦闘) | |
3章Nルート | ミルディンとの再会 | ボード砦(戦闘) |
タインマウスの丘(戦闘) | 港町アシュトン(戦闘) | |
ライム奪還作戦 | コリタニ城城門前(戦闘) | |
ロンウェー公爵の最期 | レオナールのアジ演説 | |
3章Cルート | 港町アシュトン(戦闘) | ゾード湿原(戦闘) |
ハイム城の司教ブランタ | ブリガンテス城南(戦闘) ブリガンテス城西(戦闘) | |
バーナム山脈の獣道 | ウェオブリ山(戦闘) | |
ミルディンたちとの再会 ヴァレリア解放戦線の最後 | フィダック城南(戦闘) フィダック城西(戦闘) | |
3章Lルート | ロスローリアンの暗躍 | マドュラ氷原(戦闘) |
レイゼン街道(戦闘) | コリタニ城強襲! | |
プリンセス・カチュア | アルモリカ城城門前(戦闘) | |
摂政ブランタの焦り | 古都ライム(戦闘) | |
4章 | 二人のランスロット | バハンナ高原(戦闘) |
ブランタの悪夢 | 王女の消息 | |
姉弟の絆 カチュアの死 | プリンセス・カチュア2 覇王への道 | |
海の見える教会で | 1F 空中庭園入り口(戦闘) | |
CC | 封印の間(ラスボス撃破後) | 歌姫はユーリア? |
ジレーヌとユーリア | 不定(サン・ブロンサ遺跡 等) |
戻れるのは公爵の救出直後まで。ゲーム冒頭までは戻れない。
よって最初のランスロットたちとの選択肢は永遠に変更不可能。姉さん、油断しちゃいけない。
特に4章など、複数のアンカーにまたがって進行するサブイベントが存在するが、これらを発生させたタイミングも記録されているようだ。
例:Cルートのクレシダは4章の序盤からクリア直前まで、任意の時期に仲間にできる。
バーニシア〜ハイムまでの期間にクレシダを加入させた場合、バーニシアのアンカーに戻ると「クレシダ未加入の歴史」になるが、ハイム後のアンカーに戻ればクレシダが加入済みの歴史になる。
シャーマンの転職証集めなどで4章を何度もやり直す場合、サブイベントの進行度に注意。
デネブだけ例外的に、4章の冒頭から仲間になった扱いになるらしい?
各ページのコメント欄は質問ではなく攻略情報の提供や検証をする場です。
他に気づいたことがあればここにお願いします。
最新の30件を表示しています。 コメントページを参照